斜頸

斜頸

斜頸(しゃけい)とは?

首が傾いたり捻じれたりしている状態を斜頸と言います。

常に首をかしげていて肩の高さも違う重度のものから、ちょっと顔の位置がずれてるかな?という程度まで、様々です。

斜頸の原因は大きく分けて、筋肉が原因の場合、目が原因の場合、頸椎の炎症の3つがあります。

どの場合でも、気づいたら早めに治療をしないと、成長する上でいろいろな不都合が出てきますので、ちょっとおかしいなと思ったら、すぐに病院へ行きましょう。

筋肉が原因の斜頸

筋肉が原因の斜頸は、筋性斜頸痙性斜頸があります。

どちらも、主な原因は、胸鎖乳突筋の異常です。

 

筋性斜頸

出産時に、逆子や難産だった場合に起こることが多く、産道を通る時に圧迫されることによって胸鎖乳突筋に腫瘤ができ、首の回旋に異常が起こります。

右側の胸鎖乳突筋に腫瘤ができることが多く、その場合、顔が左側を向き、頭は右側に傾き、右肩が左よりも上がります。

腫瘤は自然と小さくなって消えることがほとんどで、1歳半くらいまでは、枕で首の向きを調整したり、向きずらい方から声掛けをするなどして様子を診ます。

2才過ぎても腫瘤が残っている場合は、手術をすることもあります。

 

痙性斜頸

後天性の疾患で、何らかの原因で、首周りの筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋など)に異常が起こり、本人の意思とは無関係に首が傾いたり捻じれたり、痙攣したりします。

痛みを伴う場合と伴わない場合があります。

特定の姿勢や動作をしたときに症状が出ることが多く、たとえば、緊張すると首が傾いてしまう、などです。
子供の場合は、チックと合併していることも多いです。

頸部ジストニアや攣縮性(れんしゅくせい)斜頸と呼ばれることもあり、10代~40代に多い疾患です。

原因は、悪い姿勢や、同じ動作を繰り返したために筋肉の命令系統に障害が起こるとされていますが、ストレスも関係している考えられています。

仕事で受話器を肩と頬に挟んで長話をすることが多い方や、バイオリニストさんなどに起こりやすいです。

目が原因の斜頸

普通、物を見る時は、2つの目で見るので、まっすぐ前を見る時は顔が正面に向きます。

しかし、左右の視力が極端に違ったり、斜視などで一つの目だけで物を見ている場合、見ている方の目が体の中心に来ますので、自然と首がねじれます。

目が原因の斜頸のチェック

  • おもちゃなどをじっと見つめてる時、それを顔に近づけると、首の捻じれがひどくなる。
  • 寄り目ができない。(両方の目で見れない子供は寄り目が上手にできません。)
  • 黒目の位置や動きがおかしい。左右対象でない。
  • 立体視が苦手。(空中のものを触ろうとしてもうまく触れない。投げたものが受け取れない。)
  • 目の大きさが違う。
  • 片方の目だけ眩しがる。(明るいところで片方だけ目を細める)

生まれつき目の悪い子供は、自分が目が悪いことに気づきません。
上記のような症状があったり、よく転んだり、頻繁に物にぶつかったりする場合、一度眼科で検査を受けてみてください。

炎症性の斜頸

斜頸環椎(第一頚椎)と軸椎(第二頚椎)は、車軸のような構造になっていて、前後左右に自由に動かせるようになっています。
この部分に炎症が起こると、首が滑らかに回せなくなったり、傾いたままになります。

風邪などを引いてリンパ腺が腫れたり、中耳炎や扁桃腺炎を起こした後に、頸椎にも炎症が広がり斜頸になることがあります。

今まで普通だったのに、風邪を引いてから首を痛がったり、首の位置がおかしと思ったら、できるだけ早く病院へ行きましょう。炎症がひどいと、入院治療が必要な場合もあります。

また、子供は、頸椎の関節形成が未熟なので、ちょっとした動作が原因で、環軸関節回旋位固定を起こすことがあります。

環軸関節回旋位固定(かんじくかんせつかいせんいこてい)とは、環椎と軸椎が亜脱臼して、へんな位置で固定して動かなくなってしまった状態です。
無理に動かそうとすると激しい痛みが起こります。

炎症性の斜頸は、絶対に無理に動かしたり、もんだりマッサージしてはいけません。
痛みがひどいときは冷やすと少し楽になります。
そして、できるだけ早く病院へかかりましょう。

整体での治療

斜頸に気づいたら、病院で原因が何かを調べ、それぞれの治療を行ってください。

並行して、当院の治療を受けることをお勧めします。

斜頸の人は、首の周りの筋肉が異常に緊張しています。痛みのない場合でも、首の左右の筋肉の緊張が違っていますので、筋肉の調整が必要です。

また、首が曲がっている人は、必ず体も歪んでいます。
体は全身でバランスを取りますから、首の傾きを、体の別の場所を歪ませることによって調整しているのです。
肩の高さの違い、骨盤の歪み、背骨の曲がりやねじれなど、全身を診る必要があります。
顔の歪みにも大きく影響します。
目の大きさが左右で違う、口や鼻が傾いている、耳の高さが違うなどです。
小さなお子さんの場合、頭の形が極端に変形していて、なかなか治らないこともあります。

逆に、体の歪みが原因で首が傾いている場合も多いです。

首だけを治しても、体が歪んでいれば、また首も傾いてしまいますので、全身を整えてあげることが大切です。

首は、重い頭を支える大切な部位であり、デリケートな部分です。
お子さんの首の傾きには、十分注意してあげてください。



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