子ども 息がしずらい 息苦しい

息苦しい、息がしずらい

呼吸が浅い子供

ちょっと運動をするとすぐに息切れしたり、呼吸がうまくできなくなってしまうお子さんがいます。

病院で検査をして心臓や肺などに異常は無いと言われたけれど、いつも呼吸が浅いような感じで、ちょっと運動すると苦しくなってしまうのです。

 

呼吸が浅い子の特徴

  • 猫背で肩が前にすぼまっている
  • 首が前に出ている(ストレートネック)
  • 体を後ろに反らす事ができない
  • バンザイしたとき手が真上に上がらない。左右差がある
  • 喘息や気管支炎などになりやすい
  • 運動が苦手
  • 集中力がない
  • 疲れやすい
  • 手足が冷える
  • 口で呼吸をしている

 

サインを見逃さないで!

縄跳びや持久走が苦手。水泳もフォームはできているのにすぐに息が上がってしまう。普段から肩で息をする。など、気を付けてみてあげてください。
小学生になって、縄跳びや持久走などで、他の子よりも早く息苦しくなってしまうことに気づく場合が多いようですが、『自分の体力がないからだ』とか、『自分のがんばりが足りないのでは?』など、密かに悩んでいるお子さんも多いのです。

体力の目安

どのくらいだと病院へ行った方が良いかの判断って難しいですよね?
学校で行う新体力テストが参考になるかと思いますが、本人が頑張り屋さんで、すごく苦しいのに頑張って基準以上の成績を出している場合もありますから、目安はあくまでも目安と考え、運動してる時の本人の様子をしっかりと見てあげてください。

【新体力テスト 反復横跳び・20mシャトルランの全国平均 (平成27年度)】

  反復横跳び 20mシャトルラン
6才男子 27.86回 18.73回
女子 26.82回 16.40回
11才男子 46.65回 64.74回
女子 43.87回 50.75回

●反復横跳び:柔軟性をみるための種目で、20秒間のうちに、1mの幅に引かれた3本の線の上をまたいで超す(ジャンプはダメ!)回数を計測します。

●20mシャトルラン:全身の持久力をみるための種目で、20mの幅の平行線を、一定の間隔で鳴る全国統一のテープの電子音に合わせて、電子音が次に鳴るまでに往復し、その回数を記録します。音は1分ごとに短くなり、2度続けてラインに到達できなくなったら失格。

 ※これは、平均値です。これ以下だと異常だということではありません。

■新体力テストについては、こちらが参考になります↓
 子供の体力向上ホームページ

横隔膜と肋骨

呼吸が浅い子どもは、胸郭(肋骨)周りの筋肉が硬いです。

呼吸は横隔膜が動くことで行われるのですが、横隔膜と肋骨は連動して動きます。肋骨の動きがポンプの役割をしていると考えるとわかりやすいと思います。ですから肋骨の動きが悪いと、呼吸もうまくできないのです。

肋骨が硬くなる大きな原因の一つは、猫背体型です。

猫背体型は、肩が前にすぼまっているために、肋骨をスムーズに動かすことができません。自然と肋骨周りの筋肉が硬くなり、より一層猫背を助長するという悪循環を起こしています。

深呼吸をする時は、両手を広げて胸を開いて息を吸いますよね。
そして、両手を前に、肩をすぼめて息を吐きます。

猫背体型の人は、いつも息を吐いている姿勢をしているということです。深い呼吸ができないのです。 ※詳しくは猫背のページをご覧ください。

また、体が硬い(股関節が硬くて前屈ができない)子どもは、肩関節や肋骨も硬いです。全身は連動しているからです。

さらに、肋骨が歪んでいる(肋骨の出方に左右差がある)と、横隔膜も歪みますから、きちんとした呼吸ができなくなります。

首の歪みと呼吸

呼吸器の神経(横隔膜神経)は頸椎4番から出ているので、首に歪みがあると、呼吸にも影響がでます。
しゃっくりが出やすい人は、頸椎4番に歪みがある場合が多いです。

ストレートネック

首の歪みの代表は、ストレートネックです。※詳しくは、ストレートネックのページをご覧ください。
ゲームやスマホの普及、外遊びの減少、勉強時間の増加などで、ストレートネックの子供が増えています。

斜頸

先天性の斜頸と後天性の斜頸がありますが、どちらも呼吸に影響が出る場合があります。
※詳しくは斜頸のページをご覧ください。

口呼吸

本来、呼吸は鼻でするものなのですが、口で呼吸するのが癖になっている場合があります。

鼻で呼吸をした時は、十分な空気を取り入れることができるのですが、口で呼吸をする時は、意識して吸わないと空気をたくさん吸うことができません。

呼吸が浅い原因が口呼吸であることも多いのです。

また、鼻呼吸は鼻毛や粘膜がウィルスや細菌のバリアーとなってくれるのですが、口で息をした場合は、ウィルスや細菌がダイレクトに喉に入ってしまいます。
更に、口で息をすることで口の中が乾燥し、より一層細菌が増える環境となります。
口臭がきつくなったり、虫歯や口内炎ができやすいのも口呼吸が原因である場合が多いです。

口呼吸は、呼吸が浅くなるだけでなく、体にとって良いことは一つもありませんから、癖になっている場合はできるだけ早く治すようにしましょう。

いつも口をぽか~んと開けている子は要注意です。

 

口呼吸の改善方法
・鼻炎等の鼻の疾患を治す
これはもう大前提ですね。鼻が詰まっていては鼻呼吸できませんからね。
・歯並びを治す
歯並びが悪くて口がしっかり閉まらないことが口呼吸の原因となることがあります。
・口周りの筋肉をつける
「あいうべ体操」が効果的です。こちらをご参考に→「あいうべ体操」
毎日続けると少しずつ筋力がつくのと、これをしていることで『口で息をしちゃいけないんだ』という意識付けになります。
・市販のグッズを利用する
*口にだけマスクをつける。口で呼吸がしづらいのと、口で呼吸していることを意識できるので、自然と鼻で呼吸するようになります。
*夜寝る時に口に貼るシールが市販されています。もともとはイビキ改善用に開発された商品なのですが、鼻呼吸ができるようになり、口臭や口内炎が減ったという声が多くあるようです。試してみると良いかもしれませんね。
*赤ちゃんの頃におしゃぶりを使っていると、自然と鼻呼吸ができるようになります。※指しゃぶりはダメです。口の力を抜いても指は落ちませんし、指をしゃぶったまま口で呼吸できるからです。
ハイハイとの関係

ハイハイをあまりしなかった子どもは、猫背体形になりやすいと言われています。
ハイハイは、体を支えながら腕と足をバランスよく動かすという、股関節や肩関節はもちろんのこと全身の成長に欠かせない動きです。
しっかり四つ足で動ける基本的な力がついてこその2足歩行なのですが…
ハイハイをあまりせずにつかまり立ちをしてしまうと、成長過程の大切な行程をスキップしてしまったことになります。
住宅事情などで、ハイハイをする機会が少なくなってしまった事が、最近の子どもの体力低下や歪みの増加につながっているとも考えられます。



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