
足のアーチ(土踏まず)、ありますか?
赤ちゃんの足の裏は、ふわふわプクプクしていて土踏まずがありません。
歩き始めた頃から形成され始め、4歳くらいに土踏まずが出来あがります。
足の裏には、3つのアーチがあり、それぞれとても大切な役割をしています。
直立歩行する人間は、
足の裏には全体重がかかるので、その加重を吸収・分散するためのクッションの役割と、スムーズに歩いたり走ったりするためのバネの役割です。

足底アーチが少ない人(偏平足)、逆に多すぎる人(ハイアーチ)は、足底で衝撃の吸収がきちんとできないために、足首や膝関節や腰に負担がかかります。
そして、
歩きにくく、疲れやすくなります。
足にタコやウオノメが出来たり、足底痛などの筋肉の炎症や、外反母趾になることも多いです。
また、下に詳しく書きますが、足底アーチと背骨の生理的湾曲(S字カーブ)は密接な関係があり、足底のアーチが崩れている人は、身体のS字カーブも崩れています。
足底アーチは、全身に関係するのです。
足底アーチを作るには?
足底アーチをしっかりと作るには、アーチが出来始める赤ちゃん頃のにしっかりと土台を作ること(ハイハイをたくさんさせ、股関節を安定させる)、小学生(6歳〜12歳)の時に、きちんと足指を使って歩いたり走ったり、運動をたくさんすることが大切です。
子どものときに、たくさん運動したかどうかによって、その後の足底アーチに影響が出るのです。
足は、大小28個の骨から出来ていて、それぞれが関節でつながっています。
関節は、靭帯や筋肉によって支えられているので、筋肉がきちんと発達しなければ、キレイな足底アーチはできないのです。
しかし、一度アーチが出来ても、その後の体の状態によって崩れてしまうこともあります。姿勢の悪さからくるバランスの崩れや、運動不足による筋力の低下などです。
足底アーチを保つには、体のS字カーブを正常にすること、適度な運動をして筋力を保つことが大切です。
偏平足の運動選手
スポーツ選手で、偏平足で悩んでいる人が意外と多くみられます。
ふくらはぎの筋肉を鍛えると、アキレス腱が引き上げられ、アキレス腱にくっついているかかとの骨を引っ張り上げようとします。
しかし、かかとは引っ張り上げられると困るので、それを足の裏で抑えようとします。結果として、足底のアーチが少なくなってしまうのです。
足の前面の筋肉(前脛骨筋)を鍛えずに、ふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋、腓腹筋)だけを鍛えたために起こってしまう現象です。
また、ふくらはぎの筋肉が硬い場合も、かかとがひっぱり上げられてしまいます。
筋肉を鍛えるときは、足の前後の筋肉をバランスよく鍛えること、柔軟性のある筋肉をつけることが大切です。
やわらかい筋肉を作るには、運動後のストレッチが重要です。
筋肉に大きな負荷をかけるトレーニング(ウエイトトレーニングなど)は筋肉を硬くします。負荷をかけすぎないトレーニングをすること、息を止めずにゆっくり行うこと、トレーニングの後に、きちんとストレッチをして緩めてあげるようにしましょう。